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【キラー・ブック・クラブ】人生は筋書き通りにはいかない

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作家になりたい。

自分の書いた物語で人を魅了したい。

私の夢の一つである。

 

そのためにはまずは作家に触れる、作家のマインドを手に入れる。

という名目の元、スペイン映画『キラー・ブック・クラブ』を視聴。

90分の短編映画だったからハードルが低かった。

『キラー・ブック・クラブ』

本題に入る前に、まずこの映画のあらすじから。

ホラー小説を愛する仲良しの8人は、実はある恐ろしい秘密を共有していた。その秘密を知るらしき殺人ピエロが仲間を1人、また1人と手にかけていくなか、果たして生き残る道はあるのか…。

エンタメレビューサイトFilmarksで評価を見てみたところ、789件のレビューで星2.6。

相当低めの評価になっていた。

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クチコミは「ありがちな展開」という意見が多かったイメージ。

たしかに、前のめりになって夢中になるかと聞かれたら自信をもってYESといえる映画ではなかった。

 

ただ、ここでは批評がしたいのではない。

この映画を観て何を学んだか、どう活かすかをまとめたい。

人生は筋書き通りじゃない

この映画からの学びは「人生は筋書き通りにはいかない」ということ。

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結果的に犯人はキラーブック俱楽部の仲間で、その犯人が小説として筋書きを作り、その通りに殺人(復讐)を犯していく。

その殺人小説の主人公は、この映画の主人公であるアンヘラ。

結局アンヘラだけは筋書き通りにいかずに生き残るわけだが、ここから「柔軟な人間が生き残る」と学ぶ。

人生はドラマや小説のように筋書き通りにはいかず、柔軟にその場に対応・変化できる者が生き残る。

これは歴史やビジネスの世界でもよく言われている。

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途中までは犯人の書いた筋書きのように進んでいくものの、最後は頭を使った変化の生物、人間が勝利。

人の決めた筋書き通りに進んでいって、そこから外れる時、それが真理になる。

そんなことを学べた映画だった。